近年、春から初夏にかけて流行する「りんご病(伝染性紅斑)」は、子どもに多く見られる感染症ですが、大人に感染するケースもあり、保育施設やオフィスなど人が集まる空間では注意が必要です。
飛沫感染や接触感染によって広がる様々な感染症に対しても、空間全体の衛生管理が求められています。
その対策の一環として、オゾン発生器による空間除菌が、日々の清掃や手指衛生とあわせて取り入れられるケースが増えています。
本記事では、サニティシステムのオゾン発生器を活用した空間の衛生管理の取り組みについてご紹介します。
接触感染や飛沫感染のリスクに備え、空間全体を除菌することによって清潔な環境を維持する重要性を解説します。
りんご病とは?その症状と感染経路を知っておこう

りんご病(正式名称:伝染性紅斑)は、「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスが原因で起こる感染症です。
子どもに多く見られる病気として知られていますが、大人でも感染することがあり、注意が必要です。
症状の流れ|初期の風邪症状から発疹までを解説
以下のように、症状は発症の時期によって異なります。
初期症状(感染から数日〜1週間程度)
- 発熱(微熱〜高熱まで個人差あり)
- 頭痛、のどの痛み
- 倦怠感(体がだるい)
- 関節の痛み(特に大人に多い)
この時期は「風邪に似た症状」が中心で、りんご病とは気づかれにくいのが特徴です。
発疹期(発熱から数日後)
- 両頬が赤くなる(りんごのような発疹)
→ 子どもに典型的に見られる特徴的な症状です。 - その後、腕・足・体にも網目状の発疹が広がることがあります。
→ 特に日光を浴びた後や運動・入浴後に目立ちやすくなります。
✅ 補足ポイント!
- 大人が感染した場合、子どもよりも発疹は出にくく、関節痛が強く出る傾向があります。
- 無症状で終わる人も多いため、感染に気づかず他人にうつしてしまう可能性もあります。
✅ こんな方は要注意!
以下のような方がいる施設・企業では、りんご病の感染対策が特に重要です。
感染経路|飛沫・接触で広がるリスクに注意
りんご病は、飛沫感染および接触感染で広がります。特に、発症する前から周囲に感染させるため、知らないうちに感染が広がるケースもあります。
主な感染経路
- 飛沫感染
→ 感染者のくしゃみ・咳・会話などによって、空気中にウイルスが飛び散る
→ 密閉空間・人との距離が近い場所で感染リスクが高まる - 接触感染
→ ウイルスが付着したドアノブ、手すり、テーブルなどを触れた手で口や鼻を触ることで感染
→ 共有スペースや施設内では注意が必要
感染力の特徴
- 発疹が出る前が最も感染力が強い
→ 発熱や風邪症状の時期に他人へ感染させやすい
→ 発疹が出た頃には感染力は弱まるとされる - 無症状感染でもウイルスを拡散する可能性がある
→ 症状がまったく出ない人でもウイルスを持っており、周囲にうつしてしまうことがあります。
→ 特に子どもや若年層では無症状で終わるケースが多く、気づかないうちに集団感染につながることも。
📌 ポイント:りんご病は無症状でも感染源になりうるため、日常的な空間除菌が重要です。
広がる前に備える!施設内での感染対策のポイントとは?

手洗い・マスクだけでは防ぎきれない理由
りんご病は、発症する前から感染力が高く、飛沫感染や接触感染によって広がるのが特徴です。
そのため、以下のような一般的な予防策だけでは、感染を完全に防ぐのは難しいのが実情です。
一般的な対策 | 限界・課題点 |
---|---|
手洗い・うがい | 空間中のウイルスには効果なし |
マスク着用 | 飛沫の拡散は防げても、接触感染や残留ウイルスには対応不可 |
アルコール消毒 | 手や物の表面だけ。空中のウイルスには無力 |
空間全体のウイルス除去がカギになる理由
無症状の人から感染が広がる可能性がある感染症では、接触感染や飛沫感染など、目に見えない経路への対策が求められます。
そうしたリスクに備えるためには、手洗いや清掃といった基本的な対策に加えて、空間全体を清潔に保つ工夫が大切です。
その一環として、オゾン発生器を活用した空間除菌は、接触頻度の高い場所や空気中に潜むウイルス・菌への対策として注目されています。
⚠️ 以下のような場所は特に要注意
- 窓のない・換気しづらい部屋(例:会議室・待合室・仮眠室)
- 人の出入りが多い空間(例:ロビー・受付・共有オフィス)
- ソファ・ドアノブ・机など多くの人が触れる場所がある施設
空間除菌の新しいスタンダードとは?
従来の感染対策といえば、手洗いやマスク、アルコール消毒が中心でしたが、空気中のウイルスや目に見えない付着菌への対策には限界があります。
こうした背景から近年は、**空間そのものをまるごと除菌する「空間除菌」が、新しい衛生管理のスタンダードとして注目されています。
中でも、無人環境で高濃度のオゾンを利用して、短時間で広範囲を除菌できる「オゾン発生器」は、
手作業では届かない場所にも作用することから、保育施設・医療現場・オフィスなどで導入が進んでいます。
空間まるごと除菌にオゾン発生器が選ばれるワケとは?

空気や物の表面を通じて広がるウイルスに対しては、空間ごと除菌できる「オゾン発生器」が非常に有効です。
ウイルスを無力化するオゾンの力とは?
オゾンは、ウイルスの外膜を破壊し、感染力を失わせる性質があります。
また、空気中に浮遊するウイルスだけでなく、机や椅子、ドアノブなどの触れる場所に付着した菌やニオイもまとめて分解・除去できるのが特徴です。
アルコールや次亜塩素酸水では届かない範囲にまで作用するため、空間全体の衛生管理に最適です。
導入が進む「サニティシステム」の実力
弊社が取り扱う業務用オゾン発生器「サニティシステム」は、空気と電気だけで稼働し、化学薬剤を一切使わずに空間全体を除菌・消臭できる、次世代の空間衛生ツールです。
安全性・環境性能・経済性を兼ね備えたその特長を、以下で詳しくご紹介します。
特長 | 内容 |
---|---|
高濃度オゾン対応 | 最大50㎥〜400㎥まで対応。 空間の広さに応じて最適なモデルを選択可能 |
無人時自動運転機能 | 夜間や休憩中に自動稼働。 業務時間外に効率的な空間除菌が可能 |
早くて効果的な除菌・消臭 | 短時間で空間全体のウイルス・ニオイを除去。 |
化学物質・薬剤不使用 | 空気と電気だけで稼働。 化学物質や薬剤を使わないクリーンな仕組み |
有毒な残留物なし | 使用後に残留物が一切残らず、人体や環境にも安心 |
低コスト運用 | 薬剤補充や専用フィルターが不要で、ランニングコストを抑えた導入が可能 |
実際にどう使われている?サニティシステム活用シーン
保育施設での活用例
サニティシステムのオゾン発生器は、保育園や幼稚園など、子どもが多く集まる施設での感染症対策に活用されています。特に、子どもたちが帰ったあとの時間帯にオゾン除菌を行うことで、翌朝までに空間全体を清潔な状態に保つことができます。
- 保育後や夜間の無人時間に稼働し、空間全体を効率的に除菌
- スタッフの清掃と併用することで、さらに安心な環境づくりが可能
- 翌朝にはウイルスやニオイが取り除かれた清潔な保育空間に
- 保護者への信頼感・安心感の獲得
オフィス・医療施設での活用例
オフィスやクリニックなどでは、業務終了後や来客が引けたあとに稼働させる使い方が一般的です。無人の時間帯を活用して除菌を行うことで、日常業務に支障なく衛生環境を整えることができます。
- 夜間や来客後に無人自動稼働で、スタッフの作業負担を軽減
- 翌朝には、ウイルスやニオイが残らないクリーンな職場環境に
- 従業員や来訪者への信頼感アップ、施設全体のイメージ向上にも貢献
このように、サニティシステムのオゾン発生器は、「人がいない時間を使って、空間ごと除菌できる」点が大きなメリットです。
施設の規模や業種を問わず、さまざまな現場で活躍しています。
当社の業務用オゾン発生器「サニティシステム」のご案内

サニティシステムは、感染症対策に効果を発揮する業務用オゾン発生器です。
保育施設・オフィス・医療機関など、空間の広さや使用環境に応じて、最適なモデルと運用方法をご提案いたします。
こんなお悩みにも対応します!
- 「どのモデルを選べばいいのか分からない…」
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そんな疑問にも、現場経験のある専門スタッフが丁寧にご案内します。
施設の構造や使用頻度を踏まえた、最適な導入方法をご提案いたします。
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